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エリザベートガラコンサート(オーチャードホール 1/20 17:30) [観劇メモ]

友達からチケットを回してもらって、運よく観られました。

アニバーサリーバージョンというやつで、しかも千秋楽。
いやはや。

一通り順番に歌うんだけど、場面によって演者が変わるという。
壮大な役替わり公演みたいな。

しかも、時空を超えて20年ぶんですぞ!
なんて贅沢なんだ~。

随所に、同期同士とか、相手役とか、いろんな組み合わせがあって、
面白いし。(ワタルルキーニと美穂さんのマダムヴォルフ、楽しそうだった!)

最初は、歌うだけで、しかも次々人が変わるから、
中途半端なんじゃないか、
歌が上手い人のほうが得なんじゃないか、と思ってたんですが、

いやいやいや。
さすがみなさん集中力がすごい。
突然出てきて歌い始めるだけで、世界がばああっと成立しちゃう。
歌の上手い下手関係ない。

太った人、痩せた人、
現役のときと変わらない衣装やメイクの人、全く違った解釈での衣装やメイクにした人、
いろいろなのも、「その後」をどう生きるか、生きてきたか、
と思わせてしみじみ。

現役時代を生で観れなかった、
大峯麻友さんが観れたのもうれしかったし(表情だけで渋いオジサマになってた!)
一路トート、やっぱりこれが基本だよねーと確認、
ワタルキ、明るくて、みんなが大好きになるよねーと再確認、
革命家トリオがなぜか私がちょい好きな、ねったん&キング&みっしょんだったのもツボだし、
現役時代にはやってなかったけど10周年ガラコンで好評だった伝説の樹里ルキもやっと観れたし、
制作を天地ひかりと一色瑠加が担当しているとか、
えっとえっとえっと、

何よりも、
20年ぶり、二度目、ナマで白城あやか様を観れたのが、
もう、もう、胸いっぱいでございます。。。

私の宝塚初観劇は「二人だけが悪」でございました。
私のベストエリザベートは星組版でゆるぎません。

変わらない美しさ、
情感あふれる大人な演技、
ややエキゾチックな顔立ち、
倍音が聞こえる深みのある声、
は~~、うっとり。

僥倖としか言いようがありません。

友達よ、ありがとう。
企画してくれた人、ありがとう。


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私立探偵ケイレブ・ハント / Greatest HITS!(東京宝塚劇場 12/15 18:30) [観劇メモ]

そういえば、雪組も観たんでした。

ハリー作品、久々に、ちゃんと起承転結がありました。
誰が犯人なのかなー、どうなるのかなー、というサスペンスだからね。
(※『スターダム』は残念ながら観てないです)

始まってすぐ、時代的には50年代半ばかな?
と思ったら、セリフからもそうだということがわかった。
ハリー作品は、50年代の白黒ハリウッド映画、
ていうか、あれだ、ビリー・ワイルダー的な雰囲気がある。

しかし、咲妃みゆの芝居は、それにしては重い。
上手いだけに、リアルを狙いすぎて、ちょっと重かった。
(重い芝居は好きだけど)

そして、ちぎちゃんの芝居は、重くならない。
いつもはコンビとして素敵に見える二人が、今回は軽重が違いすぎた。
岩波少年文庫の二人が、ビリー・ワイルダーやったら、
今まで見えてなかった違いが明らかになった。

そのために、サスペンスに二人のラブがからむ、というのが
ちょっと浮いてたな~。

ハリー作品はいつもヒロインが、
なんらか仕事なり立場なりで悩んでいる、
っていうのがいいんだけど、
そこがあんまり活きてないことになっちゃった。

でもまー、ハリー作品がそこそこ楽しめるものになっていて、
信者としてはとってもとっても嬉しかったです。


がおりがかっこよすぎた。

月城かなとさんが悪役芝居も上手かった。

ハリーは芝居の上手い人とヘタな人とで役に差をつけすぎ(笑)

星乃あんりが、大人っぽくなっていた。驚き。
ロリータ少女がそのまま大人っぽくなると、なんかセクシーでいいかも。

朝風れいさんに素敵な役がついていて良かった。


ショーは、こちらもアメリカンなヒットメドレーということで、
ノリが良くて、それほど退屈しない。
マドンナのマテリアルガール、宝塚でやったことあったっけ?

ヒメの超絶技巧ソロのサマータイムで
ちぎ&だいもんがBL風に踊る場面が、めちゃくちゃかっこよかった。
センターの二人のことは全然目に入らず、
周囲で踊る娘役たちが、妖艶!
太田先生の音楽かー、え、若央りさ振付なのか、へー。


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双頭の鷲(神奈川芸術劇場 12/10 15:00) [観劇メモ]

原作が面白いんだろうなあ、これ。
映画も見てみたい。

ジャン・コクトーは『恐るべき子どもたち』
しかも萩尾望都の漫画でしか読んだことないけど、
耽美! 反体制! 破滅!
いいね~。


王妃を殺しに来た反体制の詩人と、
引きこもりなうえに自由主義的でエキセントリックな王妃

王妃と暗殺者という立場が、
じつは同じ歯車に組み込まれていた被害者同士だという連帯感に転じ、
そこからラブ~

フェーズが次々変わっていく。

王妃付の侍女と、軍人が、もともとは恋人同士だったのに、
今は王妃の寵愛を奪い合うような
変な力関係になっているのも興味深い。

それらを台詞の応酬で見せて行くのが、
演劇だなあーって思えてすごく楽しい。


え、じゃあ別に宝塚でやらなくても、という気もするんだけど、

でもでも、宝塚だからこそ、
舞台装置や衣装もとーっても豪華で素敵。
さすが植田景子。

そしてなんといっても、
理事様とみりおんがぴったり!

みりおんはアメリカンなさばさばした子だと思っていたけど、
こういう役もできるようになったんだなあ。
娘役が大人っぽくなっていくのを見るのも、
宝塚の楽しみの一つだよね。

もちろん、さばさばがエキセントリックに転じているのも有利。

理事様は、見た目の耽美さに、
若さとピュアさがあるのがすごい。

斉藤恒芳の音楽も耽美感を盛り上げまくってた。

ラストの死に方なんか、究極のラブだわ~、
耽美で美しい世界は、やっぱ宝塚こそよね!


ただ、ストーリーテラーとアンサンブル(パパラッチという役名)は
生徒さんに役を作るためだけなんだろうな、と。

これら無しで、6人だけでやってもよかったんじゃないかな。。。

もちろん、和希は上手いし、
パパラッチも下級生ウォッチできて楽しかったけど。

アンサンブルが冒頭にずらっと並んで歌うのは、
『シニョール・ドンファン』や『クラシコイタリアーノ』と全く同じじゃーん。

パパラッチが現代の服装をしていたり、
ストーリーテラーやパパラッチが、ダイアナ妃のことを持ちだしたり、
この作品の設定がエリザベートとルキーニみたいだよね、とか、
「こういうのお好きでしょ?」と言ったりするのが、
言わなくてもわかるって、と現実に引き戻されてしまう。
耽美な世界に浸らせてくれよ~。

ただ、アンサンブルが出演していない間、
舞台の脇の椅子に座っているという仕掛けは、
『ラストパーティ』と同じだけど、
パパラッチという役割で、すりガラスの向こうから見ていることで、
王室を眺めまわしているという意味合いになるので、
はじめてこの仕掛けの意味がある! とは、思った。


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バレンシアの熱い花 / HOT EYES!!(神奈川県民ホール 11/26 18:00) [観劇メモ]

もう柴田作品を上演するのは無理かもしれない、
と思ってしまった。

なんかねー、場がうまってないんですわ。

スターさんはスターオーラでうめてたけど、
全体的に、スカスカな感じがしてしまったんですわ。
音響が悪いせいかもしれないけど。

柴田作品て、古いし、台詞が文語調だし、
場面転換とかもスピーディじゃない(当時としては多分普通)。
だから、台詞のあとの余韻みたいなものが舞台をうめる。

その余韻がない。。

タニウメのお披露目は10年前でしたっけ、
あのときすでに、「多分半分ぐらいしか柴田作品の雰囲気が伝わってないんだろうな」
と思ったけど、今回は1割しか伝わってこないな、と思った。

みんな若いから?
とにかく老け感が少なすぎる(老け役好きな私)。
老け感が堪能できるのは、すっしーさんとせーこちゃんぐらい。
誰か、専科さん出てー。
ていうか、上級生辞めすぎなんとちゃうー?

あ、でも、タニウメお披露目の新人公演を映像で見たことあるんだけど、
みんなうまくて感心したなあ。
あまちゃきのマルガリータ! 藤咲えりのシルヴィア!
八雲美佳のレオン将軍! 暁郷のルカノール!
若い人でも、場はうまってたと思う。。。

今回も、みんな上手いよ、上手いのよ、誰がダメとは思わないのよ。
でも、2010年代、なにごともスピーディで、密で、
物にあふれた時代に生きている人間が、
柴田作品を演じるのは、もう無理なのかもなあ。

直近だと、月組全ツの激情を観てるけど、あれは謝作品という面もあるからのぞく。
花組の仮面のロマネスク、雪組のコルドバを観てないので、わからんけど。。。

それに、この話って、
え、なんでイサベラと別れなくちゃならないの? ってちょっと思うじゃないですか。
まあ、身分違いってことなのねーと頭では理解できるけど、
今の価値観とはかなり違う。
でも、50~60年代の日本映画を見てると、
正妻と水商売のお姉さんは別っていう価値観がふつーに存在していて、
ああ、初演の76年は、まだそういう価値観をみんなが体感できてたんだろうなあ、と。


あっ、ロドリーゴってこういう人なんだってはじめて理解したのは収穫でした。
だって、前は蘭寿さんかみっさまで、どっちも暑くるしかったんだもん(笑)。
あっきーの怜悧さで、あー、貴族で繊細でインテリな人なのねー、
それが恋に苦しむなんて美しいわぁ、って理解できた。
(前の全ツは七帆ひかるかー、観てないけどピッタリだったろうなあ)


ところで、うらら様がつぎのトップ娘役って発表されてないん?
みりおん退団後もずっとうらら&まどか体制でいくん?

うーん、確かに今回の作品みたいに役がいろいろあって、
それぞれ似合う役をっていうメリットはあるけど、
でも、宝塚は関係性を味わうものだからなあ。
トップコンビっていう夢が見たいなあ、私は。
(この記事参照)
http://pt-omoitsuki.blog.so-net.ne.jp/2011-03-03-1


県民ホール、音響ここまで悪かったっけか?
会のみなさまのショーでの手拍子がズレまくっていて、
音響が悪くて前奏がよく聞こえないせいだと思うんだけど…

苦言ばかりですんません。

真風が近くに来てくれてウハウハでした。

雪華抄 / 金色の砂漠(宝塚大劇場 11/13 11:00) [観劇メモ]

まずは日本物ショー。
芝居ではファンを激怒させてばかりの原田諒だけど、
ショーは良かったです。

芝居では「絵面はいいんだよなあ」「場面転換はきれいなんだよなあ」ということが多かったから、
ショーに向いてたんでしょう。
特に、美術が今っぽかったです。
北斎の富士山の絵とか、琳派の紅梅白梅の絵とかをうまく流用してました。

松本悠里が健在で、
雪の中、恋人を待っている孤独な女性の場面を一人で舞ったのですが、
すごく美しかったです。
(でも、銀橋にみんなと一緒に出るときなんかは、ちょっとあぶなっかしい。
それでも、お年を考えると奇跡のようだ)

鷲と鷹が戦う男役だけの場面、ストーリーがよくわからんかった。
清姫と安珍の場面は、ストーリーを知っているからわかったけど、
どういう場面がよくわからなかったと言っている人がけっこういた。
…やっぱり絵面第一なのかな、と思いました。
それはそれでいいけどね。

音楽がちょっと好みではなかった。今風過ぎた。


さて、芝居は待望の上田久美子。

いやはや、これはリピートしたい。
と久々に思う作品。

芝居ではこうしたすごい才能が出て、
小柳菜穂子も職人としていい仕事してるし、
大野たっくんもエンタメ要素を取り入れられるようになったし、
ショーでは(芝居でダメダメだった)野口、原田がそこそこ良くて。
脚本・演出面では、いいほうに一新されつつあるな、と思います。


砂漠のとある国で(シルクロードが栄えてた時代なんでしょう)、
王女様とその奴隷(男子)の、支配と被支配が入れ替わる、愛憎劇。

王女には男子の奴隷を、王子には女子の奴隷を、
っていう設定が、ちょっと無理やりで、
最初はそこが引っ掛かるんだけど、

心理描写がちゃんとしているので、そのうち全然気にならなくなる。
これ大事。
感情が描けていれば、荒唐無稽な部分もむしろ魅力になる。


王女様も奴隷も、人間として全然ダメで、
正しい判断とかできないし、わがままで、強欲で、卑怯。
宝塚らしくなくていいわあ。

でも、みりたんはじめ、みんな美しいの。
宝塚なの。

豪華絢爛で美麗な宝塚という器に盛られた、
荒唐無稽に思える設定と、
リアリティありすぎる人間の悪くて弱い部分。

なんて贅沢なんだ!


支配と被支配をしっかり描いた作品というと、
宝塚だと『春琴抄』や『ダル・レークの恋』がありますね。
あと、宝塚以外では、ストリンドベリの『令嬢ジュリー』を思い出しました。
(純名りさがやったのを観た→http://pt-omoitsuki.blog.so-net.ne.jp/2009-03-21

花乃まりあとみりたんに、最高の宛書なんじゃないでしょうか。
子ども時代も二人がやるんだけど、ほんっとかわいかった。


ほかの出演者にも、ちゃーんと役がある。
まあ、後宮の女たちに台詞がほとんどないとか、
盗賊たちの出番が遅すぎるとか、気になることはあるけど、
他の作品に比べたら、かなりたくさん役があって、ちゃんと描かれていて、
そして破綻がない。
王女様が3人姉妹で、ちゃんとそれぞれキャラが違うっていうのも、お約束をおさえているし。

ちなつ様の王様がむちゃくちゃかっこよかったなあ。
ずっとオペラで追っちゃった。
『愛と死のアラビア』でユウヒが着てた衣装を着せたのは、わざとよね。

フィナーレのデュエットダンスが、とってもかわいくて、
悲劇的な結末しかありえなかった二人が、
天国でやっと幸せになれたね、と思えてウルっとしました。




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桜華に舞え / Romance(東京宝塚劇場 10/27 18:30) [観劇メモ]

宝塚で西南戦争をがっつり取り上げるのって初めてかしら。

『ラスト・サムライ』と同じく、
遅れてきた最後の侍という設定が、
遅れてトップになった、やや古風な
みっさまの退団公演にはぴったりかもしれもはん。

さやかさんの西郷どんが素晴らしかったねー。
みっさまとの同期愛がビシバシなのも良かった。

そこに、長州藩を恨んでいる会津藩士と士族の娘
っていうのも、なかなかうまい。のかな?


私は大河ドラマの『翔ぶが如く』をけっこう真面目に見ていたので、
登場人物とか時代の流れとかには、まあまあついていけたけど、

サイトウ君にありがちな、バタバタと進んでいく感じで、
感情面でわからないことがけっこうあって、
「え?」「え?」と思った。

なんで二番手の親友は大久保の部下になったの??
どっかでしゃべってた?

一応結婚しているのに、ヒロインとちょっとイイ感じになることに、
主人公はそれなりに疑問とかないの?


そうそう、みっさまの殺陣がキレッキレで素敵だったぁぁ。
いまどき、こんなかっこいい殺陣、めったに見られない。
男性がやればもちろん筋力でいくらでもできるけど、
宝塚の殺陣は、型の美しさ、たおやかさがあるじゃないですか。
あー、あの殺陣だけでももう一回観たい。


はっちさん、みきちぐ、さやかさん、みっさま
あたりが揃うと、すごい安心感がある。
琴ちゃんのスターオーラばしばしは本当に頼もしい。

逆に言うと、
それ以外がものすごく薄くて心配。
犬養毅、年取ってからもやるんだったら、
もっと老け役に適した人を頼むよ…!(←老け役に厳しい私)

あ、しーらんの山縣は線が細すぎるけど、意地悪な感じはよく出てた。
みっきーがいい声が引きしまる。れんたもチョイ役がんばってた。
若手だと、瀬央ゆりあさんが骨太かしらね。
誰この人、と思ったら、文化祭でいいと思った天華えまちゃんだった~。
新人公演主役なんだね、今後が楽しみ。

誰この人2。
すごい存在感できれいな遊女だと思ったら、
えええ、真彩希帆ちゃんかーー!
白城あやか様入ってきた感じ。
雪でだいもんとコンビになるのかなあ。
これまた楽しみ。

カイちゃんが、めっちゃかっこよくなってたー! 精悍!
はじめてときめいたかも(笑)

あんるちゃんのポジションが面白いなあ。
おばあちゃんまでやってナレーターで、でもショーでは3人口に入っておる。

ショーは…、もうちょっとやりようがあったのでは。

岡田&みっさまは全ツでもあったけど、
そっちのほうが、古いけど良かったかなあ。

ピアノソロで、将校とお嬢さんの恋の場面は
なかなか良かったな。

子どもの頃の本で感じていた「西洋」のイメージだよね~。
っていうか、そもそも少女歌劇のイメージってそういうものよね。

だから、岡田敬二のレビューはその空気さえあれば、
存在意義は十分あるんだけれども。

黒燕尾が楽しい感じの曲で、変なのよ…。

最後のほうの金銀の衣装の場面は、
ワタルの退団公演の、賞をとった場面に似てるかな。
悪くないけども…。

ふうちゃんの銀橋ソロの衣装が、
水色に白で花柄の刺繍がしてあって、
上に、夏用ツイードで白と黒のボーダーという、
わけわかんないひどい服だった。

盛り上がりがないままに終わってしまって、
あれ~?? と思いました。



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エリザベート(東京宝塚劇場 10/12 18:30) [観劇メモ]

真風フランツのあまりのヘタレっぷりに、
全身がわなわなするような喜びに襲われました。
こんな弱いフランツ見たことない。
なのにかっこいい。困ったもんだ。

みりおんシシィは現代的で元気な女の子。
大鳥れいのシシィに似ている。
だから皇室でうまくいかないのはよくわかる。
でも狂気はそれほど感じられない。

まあくんトートは俺様風でありながら、
じつはけっこういい人。
家族思いのヤンキーあがり、みたいな。
みりおんシシィのわがままを、乱暴に扱っていながら、
じつはすごく優しく見守っているような。

いろんな動作が、わかりやすくて、ありがたかった。
少年ルドルフが「猫を殺した。でもちょっとかわいそう」って言ったとき、
「おいおい」って動作をしてたよ。

だから、二人の組み合わせはすごく良かったな。

でも、エリザベートを観た、という気はあんまりしない(笑)。

ルドルフはずんちゃん。
こちらはシシィの子というよりは、フランツの子という印象。
弱いのに、かっこいい。困ったもんだ。

愛ちゃんのルキーニは思ったよりも良かったな。堂々としてたし。
あの不思議な声が、むしろ狂気を感じさせた。

せーこちゃんのゾフィは
元男役の力強さがあって安定感ばっちり。

うらら様のマダム・ヴォルフは、思ったよりも歌えていて、ほっ。

しかし、リヒテンシュタインとかスターレイとかが、
確認しないと、名前がわからない。
知ってるジェンヌさんが、減っていく一方だ。


もんちがビンディッシユで驚いた。

演出か小柳先生って初?

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入江薫メモリアルコンサート [観劇メモ]

ふみかちゃんが退団してから約1年。
OG公演に出るよ、と聞いたら、


何も考えずに、チケットを申し込む。


この条件反射はなんざんしょ~。


「もう舞台立たないかも、とか言ってなかったっけ?」とか、
「すごい女子でショック受けたらどうしよう」とか、

微塵も考えませんでした(笑)。


羊飼いに呼ばれたら、
条件反射で羊が集まっちゃうってことだな、きっと。



久々にお会いした、ファン仲間のみなさんとも、
時間が経ったなんて思えないほど自然に合流できる。
不思議な安心感がありました。



さすがに客席に着くと
「変わったかしら、変わってないかしら」
「どんな感じで上級生と絡むのかしら」
と、ちょっとドキドキしましたが。


あとの記憶は、強烈な上級生の方々の印象でいっぱいで。
肝心のふみか様のことが、かすんでしまうぐらい、
カオスな世界でした(笑)。



作曲家入江薫、
我々世代のファンだと、ベルばらのバスチーユの場面のアレ、
風共の「ふるーさとーはー」ってやつ、
ノバボサの「オーラーラオーレレー」
あたりが有名でしょうか。

作品的に有名なのは『霧深きエルベのほとり』
スカステで、順みつきの再再演を見て、名作だわぁぁぁと感動しました。
10年ぐらい前のTCAスペシャルで、ワタルがやっててピッタリでした。
あと『花のオランダ坂』、これは蝶々夫人みたいな話なんですよね?
再演しにくいのもわからないでもない。
いずれも菊田一夫。

知ってるけど、すごい知ってるってわけでもない、
でも聞けばわかる曲もそこそこある。
きれいなメロディーが多いんですね。

大正の半ば生まれで、戦中に音楽を勉強していて、
20代前半をまるまる戦争にとられていたという。
戦後、学校の音楽の先生を経て、宝塚の稽古ピアノ、作曲、、
ちょっと『宝塚BOYS』を思い起こさせる経歴です。


最初はショーちゃん(とよばせていただく)がババーンとでてきて、
テンションあがるー!
私、狸組、好きだったのよー
(狸組=2001年から10年ぐらい、ツレちゃん中心のOG公演のこと)

以後、次から次へとメドレー。


ふみかちゃんは、コーラスとして、
あとは司会(というか台本読む形)で
絵莉さん、ひじりん、ゆめみさんと登場。


途中、笹潤子さんとカン様が、
昔の映像を見ながらのトークもあった。
カン様がヅカファンモード発揮してたのがかわいかった。
笹潤子さん、名前しか存じ上げませんでした、
歌唱指導もされてるそうで歌ももちろんだけど、
トークがめちゃ上手かった。

歌が上手いという意味では、オトミさんとねったん。
オトミさんは歌い方が洒脱でかっこいい~。
私、CD持ってるんだった。
ねったん、現役時代も好きだったけど(声の低い人が好き)、
さらに素敵になってない? 見せ方も上手い。

いくつになっても娘役で品があるなあ、という意味では、
カン様と大原ますみさん。
70代とは思えない可憐さ。

ぶっとんだのは、
郷ちぐささんと風さやかさん。
時空を超えてた。
いやー、すごいね。

現役時代をバリバリ知ってる
しいちゃん、やっぱスターさんだなあ。
るいるい、やっぱかわいいなあ。

そうそう、オスカルトークってことで、
ショーちゃん、オトミさん、シメさんのトークもあり。
シメさんがひたすら腰が低くて、
珍しいものを見せてもらいました(笑)。

シメさんはさあ、
春日野八千代の表の後継者が轟理事なら、
裏の後継者がシメさんだよね。
存在自体がね。
だって全然変わらない!
まさに神!


しかし…
バリバリ芸能活動しているOG、
宝塚の世界観の中で活動してるOG、
結婚子育てが終わってから芸能活動に復帰するOG、
いろんな方がいて、
いろんな年の取り方がある。。。

現役時代、青春時代、全盛期、の、
「そのあと」を生きるって、どういうことかのう。



あっというまの3時間でした。

あ、で肝心のふみか様ね。
後ろのほうでコーラスをしているのがメインだけど、
ちょこっと歌うフレーズもあって、
ポーズをとったときの手の美しさとか、
手足の長さとか、声の低さとか、
変わっていなくて、うれしかったです。
いや、そもそも、ふみかちゃんが、目の前に、存在している、
ということ自体が、とてもうれしかったです。


きっと客席にいる方たちもみな、
入江先生の音楽がそこにある、
好きだったスターさんがそこにいる、
それだけで幸せなんだろうなあ。


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NOBUNAGA<信長> / Forever LOVE!!(東京宝塚劇場 8/16 18:30) [観劇メモ]

芝居もショーも、粗削りだけど、楽しかった!

いや、ほんと、大野たっくんにしては珍しく破綻していて、
今まで、盛りだくさんでまとまらなくても、
破綻したことはなかったと思うんだけど、
でも、勢いだけはあって、
ある程度年とってから勢い出てくるってどういうことよ、と(笑)

最初のほうは、特に音楽がいいこともあって(さすが太田健)、
けっこうテンポよく進んでいくんだけど、
途中から、なんで反乱になったんだっけ?(妖術であやつられてんの?)
あれ? クライマックスどこ? ってなっちゃった。

二番手がロルテスという謎の南蛮人で、
話が拡散する原因だったと思うんだけど、
でも、ロルテスを取り上げたかったんだろうなあ、とつくづく思う。
歴史好きなら、絶対好きな題材でしょう。
しかも、南蛮の妖術ってのをやりたかったのよ、きっと。わかる、わかるわー。

信長とお濃が、
負い目があるから離ればなれで思い合ってる夫婦っていうのは、
胸キュン設定ですこくいい。
たっくんは、こういう切ないプラトニックが大好きなのよね。
でも、シーンが少なすぎて、死ぬとことかトートツでした。

みやるりが、ついに化けたーー!!
劇場全体にパワーがつたわってきたよ。
品のいいお嬢さんが、秀吉っていう粗野な野心家の役で、
やっと一皮むけた気がする。
これからが楽しみだ! (どうか「これから」が長くあってくれ……)

コマがほんとに尊い。専科行ってくれてよかった。
千海華蘭も尊い。
光月るうも、としちやんも、出番少ないけど印象に残った。
萌花ゆりあちゃんが妖しい美しさ。
娘役たちが薙刀を使うくのいちっていう設定、いいねー。
弥助は貴澄くんか。やっと使われ出した感じ。
空中でとまってる人がいると思ったら貴千くん、部分休演なのにすげーな。

象さんのセットがおもしろい。ルナロッサで使ったやつ? 

信長が「恨みで人を殺すとかって、自分にはないしー、
自分が倒して来た人たちのことを背負っているだけだしー」
「自然に沸いてくる野心に従ってるだけ、
部下が自分にとってかわるならそれもいんでね?」
っていう設定なのは、宝塚的な改変だけど、すがすがしくてよい。
実力があればっていうことで、
ちょっとスポーツっぽいし、宝塚のスターそのものでもある。
(宝塚はスポーツほど公平じゃないけどっ)


ショーのほうも、藤井大介、復活ーー!
と叫びたくなるぐらい、マンネリ感なかった。
ちゃぴはまた土俗的なダンスで、
『CONGA!!』の最後の場面に似てるんだけど、飽きなかった。
黒燕尾もかっこいいし、
音楽がよくてテンポいい。振付も新鮮。

萌花ゆりあちゃん、ロケットガールなどで大活躍。
そうかあ、まさおと同期かあ。
顔が好みで、しかもダンサーということで、
リカちゃんがいたときから愛でていたゆりあちゃん、
さみしくなるわ…。

さち花ねーさん、銀橋わたるとき、ニューハーフっぽくないか?(笑)

カチャのキレがよくなってたのが印象的。
研8ぐらいでこれだったらなあ。これで声低かったらなあ。
でも、女役が女装感とかわいさミックスでいい感じだから、専科での活躍に期待。

しかし、私が見始めたころの熟練の専科さんがほとんどいなくなり。
今の専科ってなんなんだろう。
さやかさん辞めちゃうし。
すずなさんはなんだったんだろう。


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Me and My Girl(東京宝塚劇場 7/12 18:30) [観劇メモ]

べーちゃんが素晴らしかった!
べーちゃん! べーちゃん!

スカステで、いまっちの横でニコニコしていたべーちゃん、
歌は苦手だったべーちゃん、
かわいいかわいいべーちゃん、
それが今や、立派なマリアおばさんに!
ヘアフォード家の先祖が出てくる場面、
今まで退屈だと思ってたけど、
べーちゃんの立派さに涙する場面だった。自分的に。

声がいいしねえ。
落ち着いていて、でも艶がある。
若い日の恋を忘れていない感じがある。

娘役のかわいこちゃんがだんだん大人っぽくなっていくのは、
宝塚の楽しみの一つだけど、
この場合はちょっと一足飛びというか、珍しいパターンだよなあ。

(こうなると、ゆきちゃんのマリアも観たいところです。)

みりおビルは、
ビルってどう演じるのが正解かよくわからないんだけど、
血筋が高貴なんだろうな、という感じがあって、
自分的には好きなタイプのビルでした。

花乃まりあのサリーはねえ、
最初出てきたときは、髪型が似合ってないのか、
うわっ、かわいくないなあ…最後まで観られるかなあ…
とものすごくテンション下がったんだけど、
声、特に歌うときの声に特徴があって、
こぶしをきかせるような感じで歌うところが、すごく良かった。
がらっぱちの女の子が急に見せる健気なところ、
というのに合ってたね。

みりかのが、以前よりも少し仲良くなったように見えた。
とかそんなことをいちいち考えるのが、
じつにヅカファンっぽい見方だな。

ジョン卿のキキちゃんは可愛いし、べーちゃんと似合ってたけど、
自分的には貫禄が足りないな。

ピーちゃんのパーちゃんは想像以上にかわいい生き物だった!
めっさ可愛い!!
自分がしゃべってないときの、むっつりしながらちょこちょこ動く表情とか!
なのに小顔でスタイル良くてなんか戸惑う(笑)。

あと、れいまいが良かったねえ~。
怪物のようなカレーのジャッキーと、
まっすぐキラキラのマイティジェラルド。
ジェラルドってちょいバカな役だけど、本当にバカっぽいと宝塚としては悲しい。
マイティはかなり男前な感じで、夢が見れて良かった。
そんな二人がいちゃいちゃ絡むのが楽しくて楽しくて。
れいまいはいい。めちゃめちゃいい。
しかしいずれは離れ離れにしてマイティにもスター路線を歩ませてほしい。

それにしても、役が少なすぎて、
あの子は一体どこで何してるんだ? ああ、こんな群衆の中に、
と思うことしばしば。
株の仲買人にすげーかっこいい人がいると思ったら、ちなつ様だったわよ。

そしてそして、ふみかちゃんがいない花組本公演。
どう感じるかと思ったけど、
それほどショックじゃなかったです。
「今回出番少ないな、まだ登場しないな」
みたいなことが多かったからかも(笑)。

でもね、ジャスパー卿は観れなかったよ。
らいらいが目に入ると、「違う! これじゃない!」と思ってしまうの。
「もっとふわふわで、もっとお腹出てて、もっと、もっと…」ううう。
ごめんよ、らいらい。




過去のミーマイ記事

http://pt-omoitsuki.blog.so-net.ne.jp/2009-07-08
「あごで受け止めて」のもともとの意味。忘れてたけど読み直して納得。

http://pt-omoitsuki.blog.so-net.ne.jp/2009-07-18
雑学いろいろ。自分すごい(笑)。

http://pt-omoitsuki.blog.so-net.ne.jp/2009-07-13-1
まとびさんと彩音ちゃんのとき。ふみかちゃんがふわふわ長毛種でした。

http://pt-omoitsuki.blog.so-net.ne.jp/2008-05-31-1
あさかなが私の生ミーマイ初観劇。


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