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OSKレビュー in Kyoto(南座 11/22 16:00) [観劇メモ(ヅカ以外)]

牧名ことりちゃんの退団公演、しかもオギーのショー再演。
退団記念コンサートには行けなかったけど、オギー初登板も見られなかったけど、
今なら、なんとか行けちゃうじゃん。
というわけで、また関西に行ってきました…(へとへと)

第一部の和ものショーは山村友五郎
(こないだまで山村若だった人でOK?植田紳爾御大の息子)。
今までのよりはちょっとつまらなかったかなあ。
なんでだろう。

大阪人が京都に来て、大阪の文化を紹介するという筋書きで、
ナレーターはコミカル系の人。
専科なんですね(専科制度があるとは知らなかった)。

大阪の花街での踊りとして「へらへら踊り」というのをやってました。
ことりちゃんが色っぽいけど品があって、目が釘付け。
けど、お座敷芸だから、舞台でやるにはメリハリに欠けますね。
しかも二回もやるのは飽きてしまう。

新国劇ということで殺陣の場面も。
最初は着物なんだけど、途中で革ジャンになったりしてちょっと面白い。

ことりちゃんが涙ぐみながら花道を去ろうとして、
高世さんに背中をおされるっていう場面がありました。
ちょっと戻ってことりちゃんのほうからチューしてて、とっても粋でした。

OSK復活のドキュメンタリーを見ていたけど、ことりちゃんだとは認識していなくて。
2006年に松竹座で見たとき、かわいいな~と目をつけた、ことりちゃん。
今や、かっこかわいいおとなの女、しかもダンサー。
たまにしか見ていなかったけど、
宝塚も含めて娘役で「超好み!!」って思うのは、この人しかいませんでしたよ。ええ。
お人柄もなにも知らないのですが(^_^;)
2001年入団ということは、ふみかちゃんと1年違い。
新しい人生を考えたら辞めどきなんだろうなあ。
南座は(松竹座もだけど)内装が豪華で、赤いちょうちんなんかが飾ってあって、
それらをバックに花道を去っていく姿を目にやきつけました。

第2部がオギーのショー「Stormy Weather」。
もうねー、オギーのショーがまた観られたことが、まずうれしい。

冒頭、花道を雨傘さした娘役がゆらゆらとやってきて、
セリからトレンチコート着たトップさん登場ー、極楽鳥登場ー。

トップさんが極楽鳥に誘われて、中国、東南アジアとめぐっていく設定。
そのどれもが、ハリケーンとかモンスーンとか、激しい嵐のイメージ。

嵐をテーマにしたことが、とても面白いと思いました。

OSKと言えば元気いっぱいのダンス。とにかく踊りまくる。
それをオギーのショーでやると、激しく嵐のように踊りまくることになるわけ。

シャンゴという(鴨川清作のショーでもありましたね)風だったかな?神様の場面、
プロローグの次ぐらいの場面ですでに、
アニマル柄の衣装でほぼ全員でガンガンに踊り狂う。
宝塚のショーで、オギーのじゃないけど、
オサがトップの時に「アフリカ」って場面がありましたよね。
生徒さんたちが「あんなに大変な場面はない」ってしきりに言ってましたが、
あの場面が倍ぐらい長い感じ。
しかも、同じぐらい踊りまくる場面が、後半にももう一回あるという。。。
その東南アジアのモンスーンの場面はどういう筋書きかちょっとわからなかったんだけど、
曲もかっこよかったし、気になる。

ここで死にそうなぐらい踊りまくって収束したところに、
ふらーっと雨傘の娘役がやってくるのが、ぞわあああああ。
オギーワールドだー。

バーでスーツの男たちがいさかう場面では、
ちょこちょこっと役があって、意味深な登場人物がいて。
場面と場面の区切れ目がはっきりしてなくて。
これもオギーワールドの楽しさ。

まったりうっとりの宝塚とは違うオギーのショーで、すごく楽しかったです。
影がありすぎて、OSKらしさとは違うのかもしれないけど。

ところで、いまさらですみませんが、
高世さんのお披露目公演なのでした(大阪の松竹座に続いて)。
高世さんて、はじめて気づいたけどトウコちゃん(安蘭けい)に似てるのね。
目線とか口元の表情とか、ムハムハしてて、いい。ドキドキしちゃう。

桐生さんが安心の2番手。
で、3番手は…?
認識してなかった真麻さんという方。
背高くないし、すずみんとみりたんを足して2で割ったような顔(なんじゃそりゃ)。
…が! 身体の動きがもっすごい美しいの。
殺陣の場面で「ん? すごくね?」と思って以降、目が離せない。
ショーではガンガンに踊ってました。しかもエレガント!
ことりちゃんが出ていないときはずっと見てしまった。

おまけでトーク&ソングショーがついてました。
なつかしの曲を歌うということで、OSKにも自画自賛ソングがあるんですねえ。
100周年に向けて、自画自賛ストーリーを強調しようという、よい作戦だと思います。
しかし、さすがOSK。「レッツOSK」って……(((^_^;)
当時でも恥ずかしかったんじゃなかろうか。

OSKもそろそろ近鉄時代からいるスターさんと、
復活してからのスターさんとの世代交代の時期なのでしょうか。
来年暇になるから(…)、また、たまに観に行きたいと思います。

HEADS UP!(神奈川芸術劇場 11/21 13:00) [観劇メモ(ヅカ以外)]

ユウヒファンに連れられて観劇。
ラサール石井が原案・演出で、ミュージカルの舞台裏を描くという。
出演者もいろんなジャンルの人で、ごった煮的ですべっちゃうんじゃないかと、
あまり期待していなかったのですが。

大爆笑でした。
一幕終了後、客席があんなに笑ってる舞台、めったにない。

そして、最後には涙。

まあ、ベタな話なんです。
でも、ベタだけど完成度が高いって、素晴らしいこと。

1000回公演したミュージカル、主演は78才で、すでにぼけかけている
(というところで、いろいろな実在の人物や公演が思い浮かぶ 笑)。
なぜか地方の壊れかけた会館で1001回目の公演をすることに。
だけどヒロインは代打だし、セットは届かないし、主演は台詞とばすし、
で、ごたごたの中でなんとか公演をやりきる、というお話。

おもに設営と撤収を描いていて、登場人物はほぼ全員裏方。

引退しようとしている舞台監督(哀川翔アニキ、相変わらずです)
の元妻で、久々に復帰した女優(女らしくなったユウヒさん)
ぼけかけた大物俳優(今拓哉、
劇中劇でのぼけっぷりがおかしくておかしくて、思い出し笑いしちゃう)
女優志望の衣装係(アニキのお嬢さんだとか)と
小道具係(「柿喰う客」に客演している方だそうです)
はじめて舞台監督をつとめる若者(テニミュの人だそうです)
会館に思い入れがあるけど今はただのゆとり青年のバイト(声優さんだそうです)
もと不良で個性的な大道具さんたち(橋本じゅん、芋洗坂、上原理生、
テンション高くて一気に客席があったまる)
傲慢な演出家とその元カノの演出助手、運送やさん、
照明さん(陰山さん)、音響さん、製作(青木さやか)…
そして、会館の雑用係の青年(中川あっきー、
普通の人の役もできるのねと思ってたら、普通の人じゃなかった…)

全員にドラマがあるのがすごい!
全員がちょっとずつ変化して終わるの。
愛着がわいて、今でも「あの人はその後どうしたのかなあ」なんて考えてしまう。
宝塚の脚本家に見習ってほしいという声がちらほら(笑)

設営と撤収をメインにしているので、
公演をどう乗り切ったか、というのを劇中劇じゃなくて、
撤収作業のなかでちょっとずつ回想シーンで見せるのもうまい。

「積み上げては壊す」、というような表現がけっこうあった。
何もない空間が、その一瞬だけ、別世界になって、またすぐなくなってしまう。
そんな儚いものに、一生懸命な人たち。
そしてそれを楽しみにしている私たち! (観客もちょっとだけ「役」があるのも心憎い)

「公演中止!? そんなことできない、だって、私たちはチケットをもう売ったのよ」
というナンバーで、
もちろん、なんとか公演を実施しなければという必死さにも笑えるんだけれども、
「お金をきりつめてチケットを買って、カレンダーに丸をして、
ちょっとおしゃれして出かけて…」なんて観客側のことも描いてくれてて、
ちょっとウルっとするんだよねえ。

カーテンコールで、本物の裏方さんが登場するのも、素敵でした。
(リノリウム貼るところなんかは、本物の裏方さんがやってました)

舞台への愛がいっぱいです。

もう一回観たい!



コメント!! [ヅカ的近況]

久しぶりに管理画面を見て、たくさんコメントをいただいていたことに、 今頃気付きました!!

なんという不義理……

なんで表示されないんだろう、とお思いだったかと。

お許しくださいーー!!

例の96期生の事務所からのコメントに辟易して承認制にしたはいいものの、管理方法を理解してませんでした。

うれしくてじっくり読んでます(*^^*)

ご承知のとおり、今忙しいのではありますが(笑)、お返事ちまちま書きます!


(11/23)
お返事、書きましたー!

そして、96期関係で削除されてしまった記事にもコメントをいただいていたので、
こちらに掲載しました。
http://pt-omoitsuki.blog.so-net.ne.jp/2013-09-30

本当に、本当にありがとうございました。


両想いなのに一方通行 [ヅカ的近況]

しほうななみさんのフェアウェルパーティはちょっとかわっていました。

普通は立食で、
ガード終わってから行ったら、ほとんど食べるものないなー、
っていうものじゃないですか。
ジェンヌさんとかゲストがたくさんで、
バタバタしてるものじゃないですか。


なんと。

美味しいものをしっかり食べられて、
ふみかちゃんのお話しをちゃんと聞けて、
お土産にしても、何もかもがこだわりまくり。

えーーー、こんなんはじめてや。
(トップさんみたく人数多かったら絶対無理だろうけど(^_^;)


私のわがままで、としきりにおっしゃっていました。

ホテル側も、こんなんはじめてだそうで。
ホテルの人も、
手足となって動いたファンクラブのスタッフさんたちも、
すーっごく大変だっただろうな(苦笑)。


でも、こういうこだわりが、
この人の芝居を良いものにしていたんだなあ、とあらためてしみじみ。


しかも、なぜそうしたかというと!

「今日一日大変だっただろうから、ファンのみなさんに、最後に恩返しです」

!!

おおおおお……泣かずにいられようか。


怖い役も得意だけど、
本当はすごく善良で優しい人なんだよなあ。
ファンは愛されていたんだなあ。



「愛されていると信じたからこそ、お別れできたのでございます」
by六条御息所@新源氏物語




ファンクラブに入って応援することは、1:多の両想い。


じゃあ、じゃあ、
なんでそれを断ち切って辞めるんだ、ということになるんだけど。


だって、幻なんだもの。タカラジェンヌは。

ジェンヌには4層がある。(参考文献:東園子)
1 役名
2 芸名
3 愛称
4 本名

この「3愛称」に相当する男役のオフ姿まで、
ある程度親しく接することができるから、勘違いしてしまうけど、
まさにそれこそが、退団で消えてしまう幻なんだよね。



宝塚は女学校だから、いつかは卒業するもの。
消えてなくなってしまう夢。


つまり、構造的に、そもそも刹那的。
そして、幻に対する思いなんだから、じつは一方通行。



両想い感満載なのに一方通行とは不思議なものよのぅ。




「彼女は僕を愛していると思ったんだ。」


でもでも、
勘違いでも、幻でも、



「そんな瞬間なら生きるに値する。」byエリック@ファントム

よね?




そうだとも。

(↑ふみかキャリエールの声でね)