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コインブラ物語(日本青年館 10/31 15:00) [観劇メモ]

題材がいいんだね。実在のお話らしい。王子様と身分の低い娘が、政略結婚で引き裂かれ。政略結婚で来たお姫様も同じ状況で。よく似た人と間違えて殺されたり。ドラマチックやね。

これをタカラヅカでやりたいと思った小林公平は、さすが「歌劇大好き!」だけあるわ。ごめん、「小林公平脚本、酒井澄夫演出って、それだけで…」とか思ってて、ほんと、ごめん。定価以下のチケットばっか探してごめん。

王としての義務をとるか、自由な愛をとるか。

酒井澄夫の『愛 燃える』とか『花舞う長安』とか、同じテーマだね。で、自分、そういうのけっこう好きなのだった。ごめん、「小林公平脚本、酒井澄夫演出って、それだけで…」(以下同文)

ま、もちろん、たるいし眠いんだけどね…。予想してたより、ずっと面白かったよ、ということっす。

トドさん(轟悠)が25歳ってのは無理があるよなー。けど、好きだった鬼っ子様みたいなところもあった。

まりも(蒼乃夕妃)は盗賊のときのほうがイキイキしてるが、お姫様も悪くない。芝居にガッツがあるところがいいと思う。メイクがあすかに似ているよね?

すずみん(涼紫央)がキラキラしてた。ちょうちん袖があれだけ似合うって、どうなの。くるくる長髪があれだけ似合うって、どうなの。

みやるり(美弥るりか)かわいー。大輝真琴かわいー。みきちぐ(美稀千種)かっこいー。美城れん、またヒゲにこだわりがあっていいわ〜、もっと歌って〜。このあたりの、自分好みの人を順繰りに見てました。

天緒圭花は発声がぶちこわしなのだが、ともみん(夢乃聖夏)のボケにノリ突っ込みするところがすごくよかった。二番手格娘役の優香りこは、芝居や声は好きだけど、若井みどり(新喜劇の人です)に見えてしまうー。ベニー(紅ゆずる)はスターさんだな〜、声裏返っちゃっても、全然おどおどしない押し出しがすごいよなー。ともみん出番少ないな。修道院長は誰なんだ? 声が昔の専科さんみたい!

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朗読 九つの物語 vol.1 魔術師(セルリアンタワー能楽堂 10/28 18:00) [観劇メモ(ヅカ以外)]

がっつり「朗読」でした。いや、当たり前なんだけど、今まで朗読と銘打ちながら、かなり芝居寄りなのが多かったから。

源氏物語では、黒燕尾の男がタンゴおどりながら本読んでるっていう二重構造にしびれましたが、今回はそういう仕掛けはありませんでした。

谷崎の、というか大正時代のエログロ耽美にどっぷり浸かります。

リカちゃん(紫吹淳)、美声だからさ~。しかも「~なのでした」とかの語尾が朗読仕様で、二つに割れたようなセクシーな声になって、たまりません。緩急の付け方も上手。元々ドラマチックな声だもんね。芝居仕立てじゃないので目閉じて聞いてました。快感…

芝居仕立てじゃないとは言っても、二胡の演奏と効果音はあります。相手役?の声担当の若い歌舞伎役者さんもいます。主人公の彼女の役。つまり、リカちゃんは一人称の語りと、その「私」のしゃべる声(男の声)、さらに魔術師の声(低い男の声)の三つを使い分け、そこに少年の若い声が女性として登場するわけです。なんとも蠱惑的!

ただ、谷崎の文章は音読み漢字が多くて、聞いただけで頭に入ってきにくいね。いちいち変換キーをおしながら聞いてた感じ。世界観はいいんだけど。

そしていちばん謎なのが、能楽堂でやること。二胡の音は大正ロマンに合うけれども、能楽は世界が合わないぞ? 朗読のシンプルさが能楽につながるとか? 苦しいなあ~。

朗読に向いてる美声、今後の演目(と演出)が楽しみです。
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EXCITER!!〜楽しいショーとは [観劇メモ]

藤井大介は70〜80年代のアイドル全盛期を生きてきたんだなあ。ジャニーズとか、ベストテンとか。「がちんがちん」とかいうそのセンスがもう、80年代。曲調も80年代。そして私も同世代!

あと、ディスコね。あ、クラブなのかな? どっちも行ったことないからわからんけど、年代的には「ディスコ」か。お立ち台とか、ああいうやつを彷彿とさせる。

…大介と同世代じゃない人にとってはどうなのかな。でも全体的に好評だよね?

だって、ダレるところがない。スピーディ。場面の転換でもたつかない。次から次へと変わる。これ、基本。リオブラが楽しかったのもまずそこ。

★自分的楽しいショーの条件その1=スピーディ。

そして、いわゆる「ロマンチック」な場面がないから、ダレない。基本、すべてが大人っぽい。最初のスパニッシュ、中詰めのクラブがとってもセクシーで大好き。淡い色合いでたりらりやってるのは、かったるくて眠くなる。我々はセクシーなものを求めているのよ。

まとぶんがダメなサラリーマンになる場面は、コミカルで子供っぽいっちゃあ、子供っぽいよね。でも、チェンジボックスで大人っぽく変身するから、その落差が気持ちいい。すかっとする。子供が大人に変身っていうと、岡田作品の子供が夢の中で大人になるパターン、『With a song in my heart』でもありましたが、あれ、変身した後もずっと子供っぽくて、全然変身した意味ないじゃん。ねえ。って今にして思うよ。

★自分的楽しいショーの条件その2=大人っぽい。ロマンチック場面は不要。

でも、それだけじゃないんだよね。スピーディで大人っぽいんなら、ひたすら踊りまくる中村B作品だってまあまあ該当するじゃん。じゃあ、なんだろう。

しつこく、まとぶんがダメなサラリーマンになる場面のことだけど、あそこは見所満載っていうのも楽しい理由のひとつ。登場人物がたくさんいて、「どこ見たらいいの?」ってキョロキョロしちゃう。また、盆が回って場面が変わったり、銀橋を走ったりと、空間の使い方も上手い。この「どこ見たらいいの?」っていうのは、セクシー場面でもそうだ。いろんなところでいろんな人がいろんな動きをしてるから、お得感があるんだ。ひたすら踊りまくる一律な群舞よりも、断然お得な気がする。

★自分的楽しいショーの条件その3=いろんなところでいろんな人がいろんなことしてる。

そして、センスの問題かな。プロロ—グの次の、各時代のファッションを男役と娘役がペアで銀橋に出てきて表現するところ、つまらなくなりそうだけど、ならない。それはなぜか。男役と娘役のペアがほんとにその時代にピッタリの配役だったり、衣装が白黒で統一されているのがかっこよかったり(各時代ごとの色合いがあるだろうけれどもそれを排除して)、そういう、ダサくないところがいいんじゃないかな。(あら、「ダサい」って単語自体が80年代?)少しでもダサい要素があると、せっかくスピーディな展開でも、気持ちが削がれるんだよねえ。

★自分的楽しいショーの条件その4=選曲、衣装、装置、配役…ちょっとしたところで興ざめするような要素が無い。

そうそう、『アパショナード』で残念だったのは、あのライオン場面。赤い戦隊ものみたいな衣装が興ざめすぎて。それに、あの場面は「こういう場面、前にもあったー」と思わせてしまう。それも興ざめ要素の一つだよなあ。

★自分的楽しいショーの条件その5=「こういう場面、前にもあった」と思わせない。

ハバナの場面でトップさんが死ぬか? と思わせて死ななかったのは正解(笑)。

いやあ、書き出してみると、「当たり前じゃん?」とも思うし、「ショー作るのって、めちゃめちゃ難しいじゃん!」という気もする。ううーむ。オギーなきあと、贅沢は言いませんから、せめてそこそこ楽しいショーを見続けたいんだよおお。ショー作家の育成が急務だよ〜。

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サロメ(グローブ座 10/22 19:00) [観劇メモ(ヅカ以外)]

オトメの恋心ってコワイ。神なんかくそくらえ、オトメ心の勝利だ、ふはは。

多分間違ってると思う、この解釈。でも、そうとしか思えん。最初は神と世俗の対決かと思ってたんだけど、どうしてもそうは見えなくて。ヨハネ役の森山開次が美しく見えないからかも。すごいダンス、なんだけど、美しくはない…わ~不遜ですみません!すごすぎて変なんだもん。それに、神は女性を淫乱だとかののしらないだろう。それは神の名を借りた、ただの規範、世間だろ。

世間を恐れ、ヨハネを殺したくない王。淫乱とののしられムカつく王妃。王妃はサロメのその後。規範が認めないという意味で仲間。王妃が、王からすると「自分の子を産まなかった=うまずめ」なのは、オトメの仲間である象徴なんだ。

そう気付いたら俄然面白くなった。篠井さんのイカれたオトメっぷりに心酔。椿が降ってくる演出も素敵。オトメが誰かを好きになるって、コワイことよね。ふられても聞いてないもんね。首! 首が欲しいのよおぉ。

衣装とか、日本におきかえたああいうのって、いつからあるんだろう。やや食傷気味。穴を効果的に使った装置は面白かった。
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ロシアン・ブルーのこといろいろ [観劇メモ]

千秋楽おめでとう!

・いつも行く洋服屋さんに観てもらったら、「今季の秋冬コレクションはロシアっぽいのが多いので、それを先取りしているのでは? 演出家はおしゃれな人なんですね」と言われた。え、えええええ? たっくんが、秋冬コレクションをチェックしているとな!???? あーりーえーねー。

・冒頭のニワニワの役名は「マキシム」。ユーリ先輩の後輩、彩夏涼の役名は「マクシム」。関係ある!?

・「ブレヒトやピスカトールも同じ審査を」→エルヴィン・ピスカトールという人らしい。ブレヒトは三文オペラの人だよね。…と思ってたら、脚本には「プレヒト」ってある! んん? 違う人なのか、読み方が違うのか。

・「メアリー・ピックフォードがここに来た時」→1927年にロシアに来たとき、イリインスキー(せしるの役)と共演したんだって!

・RKO→文脈から「MGM映画」だと思い込んでいましたが、それより前のアステア・ロジャースの「RKO」だったんですね。

・ホテルからチェックアウトされたときに持ってる荷物の、木馬マークってどこかで見たことあるんだけど…

・大団円の場面では、これまでのナンバーがちょっとずつ使われている。「あなたの勝利讃えよう」はキラースマイルのナンバー「後戻りは許さないわ」、「それなら手帳をいただくわ」は惚れ薬作成のナンバー「儚き一族守るため」、「これはまるで楽園」はもちろんスターリン閣下のナンバー、呪いの人形でシューマイ(大凪真生)をやっつけるところはイリーナの笑顔練習ナンバー「少し目尻下げ、口角を上げ」。ほかにもあるかな?

・「カテリーナ先輩、どこに行ってたんですか?」ってさあ、緑豆に言われてはじめて気づいたけど、カテリーナがイリーナを助けるために、ユーリ先輩に連絡をとった、ってことなのかなあ?

・最後の最後で、秘書(涼瀬みうと)がネコタナにチューされてたり。アルバートとイリーナが薬のせいでチューしちゃう公園の場面で、屋台の夫婦(祐輝千寿&千風カレン)が小芝居してたりするのがわかった。みんな楽しそうだったな。

・アルバートの銀橋ソロの「絡みつくしがらみ とらわれてなお 歩みを止めていないはずだと信じたい」って、たっくんの心情? でしょでしょ?

・ユミコのモミアゲ、いつから変わったの? 前は猫の爪タイプであっさりだったのに、いつのまに横描き、ミズ先輩独特の線描になってる! よくみると、組子全体で、ミズ先輩に似た線描が多くなってる…! トップさんに影響されるんだなあ。ミズは特にメイクレッスンしてるだろうし。モミアゲウォッチャーとして、観察を怠っていたわ…。

・そういえば、シューマイ(大凪真生)が透水さらさの呪いの人形で銃を撃てないところ、人形より先にシューマイが動いちゃってたのが、最後のほうはだんだん合うようになってきたね。シューマイからは人形が見えてないから、難しかっただろうね。

・ショーでは、キャリオカの場面でわからなかった透真かずき、帆風成海、 煌羽レオを覚えたぞ。

・ハニハニのあと、そらちが花帆杏奈と踊るとこ、好きだったな〜。お姉さんと僕って感じで。

・この公演、芝居もショーもコマ(沙央くらま)がクマちゃんみたいでかわいかったなあ。チギ(早霧せいな)が来て番手は損しちゃったけど、かわいい個性が際立って見えた。この路線でいい役がつけばいいと思うんだけどなあ。(ファンの人や本人の意向とは違うかもしれん、すみません)

*10/26追記しました。

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バナナの呪いだったのかも!? [近況]

ご心配おかけしました……

花粉症は突然かかるって言っても、去年の秋はなんともなかったわけで。この一年で何かすごく変わったことって、あったかなあ? 食生活とか。

ありました。バナナでした!!

ダイエットのために朝はバナナ一本だけにしてたんです。普段食べなかったバナナを、この半年間、毎朝食べてたんです。

ブタクサアレルギーの人はバナナアレルギーにもなりやすいんだって。バナナアレルギーの人はブタクサアレルギーにもなりやすいんだって。つまり、ブタクサとバナナのアレルゲンは似てるってことなのだ。

あああ、たった50kcalなのに、昼まで持つ腹持ちの良さ。厄年以降、むくむくと太り続けて、これまでのスカートが履けなくなっていた私を、救ってくれたその効果(さすがに20代のころの体重にまでは戻りませんでしたが)。そのうえ、むくだけという便利さで、朝の時間短縮にもなって。

泣く泣くバナナと決別しました…改善されるといいな、花粉症。人間、何にアレルギーが出るかわかりませんね。そもそも、一つのものばっかり食べてちゃいけないってことなんですよね。

ああ、これから朝ご飯どうしよう。リバウンドしたら、かなすい。

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ブラジル移民とヅカが重なる二曲〜RIO DE BRAVO!! [観劇メモ]

芝居の勢いで、ショーでもなぜか目頭が熱くなった。よーするに、年なんですな、私。

「風になりたい」で、退団者5人が集まって踊るとこあるでしょ。あそこで、日系ブラジル移民の苦労と、5人のこれまでとを重ねちゃって。

いや、そんなのどっちの側からしても、「おいおい、違うやろ」って感じだろうけどさ。苦労して移住して、誰もが成功するわけじゃない、儲けているのはごく一部の人だけ、大半の人はブラジルの地に名もなく朽ちていくわけですよ。でも、だからといって失敗なわけじゃない。どの人にだってそれぞれの人生があって、全部価値のあるものじゃん。

世間的には、タカラヅカの人=トップスターかもしれないけど、そこに至らない生徒がたくさんいて、それぞれがみんな頑張ってきたんだよ。どの人生にも価値があるんだよ。「何ひとついいことなかったこの町に」と言いながらも明るい旋律が、なんか泣けるんだよぉぉぉ。

そのうえ、トップコンビが大階段前で踊る「足跡のない道」もね。ユミコの張りのある声で歌われると、またね。

日本とは気候も全然違うし、マラリアだって流行るし、もう何植えたらいいのかわからないような土地でさ、我々からは想像もつかないような苦労をして、土地を耕した人たちがいるわけですよ。それはもう測り知ることなんかできないわけですよ。

トップスターってのも、そんなものかなあ、と思って。誰かが通った道だけど、でも大勢が通るわけじゃない、苦労して足跡をつけて耕して進んでいく。我々には手出しできない世界です。だからといって、勝手にやってろってわけでもなく、ただただ、尊敬するしかないじゃないですか。そう思うと、なんか泣けるんだよぉぉぉ。

斎藤くんはそこまで考えて選曲したんかな?

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てみやげ文化 [ヅカってなんだ?的記事]

お茶会に行くと必ずおみやげをもらいます。生徒さんの名前の入ったグッズです。キャンドル、手提げ袋、ハンカチ、通帳入れ…。うれしいけど、どーしてもなくちゃいけないってわけじゃないと思うの。だって、ただでさえ公演中忙しいファンクラブのスタッフさんたち、これのために、時間かけて考えて、発注して、って大変じゃないですか。単にお話を聞くだけでも楽しいんだから、無理しなくていいですよお。

でも、必ずもらえるんだよね、おみやげ。これって、なんなんだろう。

娘に日舞を習わせている友人いわく。「単なる発表会なのに、名前入りの手ぬぐい作らなきゃいけないの! そいで、観に来てくれた人に配るんだって! 月謝以外にこんなにお金がかかるなんて知らなかったよ、もぉぉぉ」

なるほどね。そういう文化があるんだね。出演者の名前の入った何か。芸者さんとかにもあるんだろうか。バレエとかでは無さそうだけど、どうなんですか?(少なくともピアノの発表会では無かったです)

反対に、お茶会に参加する側もてみやげを持っていくって習慣があるよね。大規模だとそうでもないけど、小規模で生徒さんにお手紙やプレゼントを渡せます、ってな場合、何か持っていったほうが場が持つっていうか。

うーん、くだらないものを持っていって邪魔になるのも悪いしなあ。かといって、何も持っていかないのも失礼な場合もあるのかなあ。

かつて(まだヅカファンになる前)、モドキ劇団の人のために衣装をちょっと縫ったことがありました。そのお礼が、この手のちょっとした、てみやげ的なものだったなあ(しかも、モドキ劇団の芸名入り)。そのときは、「もそっと使えるもののほうがいいよなー、こんなかわいい小物もらってもなあ…、まあかわいいからいいけど、うーん」と思ったものですが。

今ならわかる! これが文化なんだよね!? ヅカファンのおばさまとかでさ、さりげなーく、てみやげをささっと渡す人っているじゃないですか。決して、重苦しくはなく、ちょっとした気の利いたものでさ。「てみやげ文化」って言うんですか? 奥さまの文化っていうかさー。

自分にはそういう文化がないのだ。てみやげ持ってくって、友達のおうちを訪問するとき一緒に食べたいおやつを持ってく、ぐらいかなあ。それは「てみやげ」とは言わない? 郊外の団地育ちの私には、どうにもわからないんですよ、ヅカのしきたり。奥さま文化。習い事文化。ふぅ…。(で、次のお茶会どうするか、なんだけどさ…。あー、誰か助けてー。)

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ロシアン・ブルーは夢の世界タカラヅカへの讃歌である [観劇メモ]

*10/18 ルサンクを元に改訂しました。

初見の記事→タカラヅカが俺を裏切ったとしても、俺はタカラヅカを裏切らない

残すところあと一週間、小芝居を中心に観ようと思ったのだが、やはり10回20回観ているわけではないので細かい違いはわからず。それならいっそ、歌詞やせりふを漏らすことなく聞いておこうと。そこに大野拓史の仕掛けた工夫があると思うから、とにかく言葉に集中することにした。

そしたらもうね、最初の魔女狩りの場面からして泣けるね。いざというとき、逃げるか残るか。たとえば徴兵制が敷かれて、自分が戦場で人を殺さなければいけないことになったら、どうするか。って考えるじゃないですか。やっぱり国外逃亡? いやあ、自分、英語すらしゃべれないしなー。手に職もないし。じゃあ、残るしかないのか。って、なんでそんなこと心配しなくちゃいけない世の中なんだ。そんな憤りを感じていると、革命の場面になり、たっくんって本当に、不当な権力が嫌いなんだな、と目頭が熱くなる。

ゲロヴァニさんのゴージャスでマーヴェラスなミュージカルへの憧れを歌う歌。これって、この作品そのものを語っているのね! 「まるでリンゴを一口かじって」→ほれ薬で恋に落ちた二人。だけど、ハッピーエンドで終わる、これこそが楽園。これこそがミュージカルの良さ。「夢の世界のスターが放つ、魔法にかけられ、虜にされ、いつもドキドキ、恋に落ちる、もう言いなり、メロメロにされちゃう、心奪うミュージカル・レヴュー、それが私のパラダイス」作品全体をあらわす歌を、登場人物が「そうだったらいいのに」と歌う。こういう構造ってなんて言うんだっけ。メタじゃなくって、えーっと、なんか言い表す言葉があると思うんだけど〜

こんなに緻密な良作に出演できる雪組さんは、いいなぁ〜。

って、しょっちゅう言ってます、雪組ファンに向かって。だって、ベルばらのあのつまらなさったら。そりゃー、ユーリ先輩の出番は少ないけどさ、笹川宗光の出番の少なさとは意味が違うでしょ。作品の中で生きているかどうかが違うでしょ、決定的に。ほかの生徒さんだって、一人ひとりが人物として生きている。少なくとも、生きる余地がある。決して、おいしくはないかもしれないけど、ある程度の時間、舞台上に出てるじゃん。ベルばらなんか、どの生徒も(トップ二人+専科さんのぞく)舞台上に出てる時間がまず全然少ないんだよ。どの生徒のファンもがそう思ってるってことは、単純に、舞台上に出てる人数が圧倒的に少ないってことだ。つまり、大人数を同時に生かすことができないんだよ、植田御大は。(まあ、たっくんは同時に大勢を動かしすぎなんですが。)

「タカラヅカは夢の世界」とみんな言う。でも、そのタカラヅカらしさってなんだ。ベルばらみたいなデコラティブで派手なものか? 否。一人ひとりが大切にされることだ。スターシステムがあっても、建前上はどんな生徒も大切にされることだ。誰もが、ないがしろにされないことだ。だって、世の中にそんな場所はないもの。だからこそ、それを建前だけでも実現しようとするタカラヅカは、夢の世界なんだよ。

「何処にでもいる、怯えるように生きている総ての人々に、自由に生きる権利と場所を」

とリンカーン≠アルバートが叫ぶ。

これこそが、この作品の言いたいことじゃないのか。どこにでもいるすべての人々。大切にしてもらえないかもしれない、互いに傷つけ合わなければいけないかもしれないと怯えている。それはいけないんじゃないか。大切にし合える楽園を目指そうじゃないか。そして、それを舞台の上で一瞬でも体現できるのが、タカラヅカじゃないか。

佐野さんが「いざというときは私の名前を出してください」って言う。セルゲイが「悪いが本当にそうさせてもらうよ」と言い、客席が笑う。でも史実では、本当にそうさせてもらって、メイエルホリドは粛清されてしまう。この作品では、それをわかっていてわざと言わせているのだ。入れなくてもいいのに、意図的に。しかも、史実とは違う明るいニュアンスで。それは、暗い現実をもハッピーエンドに変える、それこそがミュージカルで、楽園で、タカラヅカだって、言いたいからなんだ!

銀橋での別れの歌をよく聴いていたら、たっくんは、オギーがもう帰ってこないってわかってるんだ、と気づいた。この時代のロシアが本当は暗い時代だったってわかってる。このあと恐ろしいことが起きるという史実を知っている。今、良くないことが起きているってわかってる。

だけど、出会えたから。魔法を知ったから。清く正しく美しくの精神を知ったから。「君に巡り会えたこと以上の奇跡など無いのに、不思議な力信じてみよう、二人の心繋いだ魔法が、また二人を結びつける」だから離れていても信じあえる。ゴージャスでマーヴェラスな楽園を目指す、その気持ちは、暗い時代であっても決して失わないと、そう言ってるよね? あの銀橋で。ああ、だから最後二人は別れなければいけなかったのだ。ハッピーエンドのままではいけなかったのだ。これは、劇団を去ったオギーへの別れの挨拶であり、離れていても、清く正しく美しくを裏切らないという、決意表明なのだ。

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ソウル・オブ・シバ!!(神奈川県民ホール 10/10 18:00) [観劇メモ]

いやあ、やっぱ星組いいね!!! 

なんか元気をもらった気がして、元町をチャリぶっ飛ばして帰ってきた。

この場合の「星組いいね」は、別に、他組がよくないってわけじゃないんです。今の星組と、それ以外の星組を比べてるわけでもないんです。

「濃ゆく、大きく、暑苦しく」っていいね! ってことなんです。星組っぽさみたいなものって、そういうものだと言われてきたと思うので、で、それを強く感じたショーだったので、あー、私、タカラヅカの「濃ゆく、大きく、暑苦しく」が好きなんだよなあ、って思った、それを縮めて言ったら「星組いいね」になっちゃいました。

レオン(柚希礼音)の「おらおら感」! そりゃーダンスはワタル(湖月わたる)より丁寧できれいだけど、でも大きくて、元気いっぱいで、熱い熱い! ぐおぉぉとか叫んでそうなのがいい!

あかしくん(彩海早矢)の大活躍! あかしくんがミスターオーキッドに相当する役だなんて、いやはや、新公アポリネールのひどさからはや5年、立派になったねぇぇぇ。歌の下手さは覚悟してたけど、ほとんど気にならなかった、歌唱力に全然こだわらない私。トウコ(安蘭けい)のゆるふわパーマのオーキッド、大好きだったのよ、それが重なってきてさ。そりゃ歌も余裕も全っ然違うけどさ、でも同じ組で同じ雰囲気受け継いでるんじゃないかって、そんな過剰な思い入れもありでしょ?

テル(凰稀かなめ)の居方もなかなかよくって。 暑苦しい中に、しれ〜っと立ってて、でも決して埋没しない美貌! オーラ! 新場面でこの3人で「おらおら」するところ、薔薇タンみたいで、すごい燃えたのよ〜。いやん、何この構図〜。素敵すぎる〜。テルのシバ神は超越した神というよりは、レオンの守護霊って感じで、そこが今の二人をあらわしてるみたいなのも、いいんだよね。着替え中のレオンを、袖であおいであげたりするのがかわいい。

ねね(夢咲ねね)はさすがに、ハッタリ勝負の檀&となみの役は無理があったけど、レオンとのダンスはえろくてよかった。

デュエットダンスが、レオン&ねね&テルのトリプルダンスになってた。「これからこの三人でよろしく」ってことなんだろうなあ。うんうん、いいよいいよ、これでいこうよ。若返りすぎて心配だった星組だけど、なんだか全然大丈夫じゃん!

新場面のピンクで暑苦しい感じが、楽しかったなあ。また観たいぐらい。ホストクラブの名場面は、さすがにこれまでのバージョンと比べると若くてつたないけどね。あああ、懐かしいなあああ。「誰を観たらいいのよ〜」とオペラうろうろさせてたあの頃。星組、これまでも、これからも大好きだー、がんばれー。

しっかし、歌ウマさんが、コロちゃん(音羽ゆり)とじゅんな(水輝涼)しかいないのは、まあ、いくら歌にこだわらない私でも、ちょっと…とは思う(まりのゆいは?)。ことこと(琴まりえ)、せあら(妃咲せあら)は配慮されてるが、やっぱりかつてヒロインやった人がチョイ役というのは、ちょっと胸が痛む。しーらん(壱城あずさ)、どいちゃん(鶴美舞夕)がスター扱いでおいしいね。あっ、お芝居のほうで書き忘れてたけど、直樹じゅんのバーコードヅラに乾杯。

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