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アプローズ(東京グローブ座 9/27 13:00) [観劇メモ(ヅカ以外)]

前田美波里と貴城けいは素晴らしい。素材もいい。でもそれ以外は……うーーーん。

作品自体、トニー賞を受賞しているらしいが…、とてもそうとは思えない。それとも演出のせいか? 深刻な場面でなぜか明るい曲を歌いだしたり、会話の後に歌が始まるときにソロ以外の人が突然立ち去ったり、不自然なことが多い。オーバーチュアやアンサンブルのシーンが長過ぎる。そもそも、アンサンブルが「喝采をあびるためならなんでもする」と歌っているのに、オチは「舞台よりも個人の愛が大切」で、テーマがブレブレ。演出としても、台詞のタイミングが変で、なんで突然話題変えるの? それならもっとタメようよ、というところが多数。イブ(貴城けい)が一幕ではいい子で二幕から突然悪人に豹変するのもビックリ(大阪公演では一幕でもたくらんでいる演出だったらしいが)。

主人公の恋人役はオペラの人で、歌と台詞の発生が違いすぎるけど、まあオペラの人だからいいか。でもビバリと声質が合わなさすぎる。キスシーンが下手なのは、ヅカと比べちゃダメやね。ゲイのヘアメイク役はやや押し出しが弱いけど、かわいくてジャニーズだからいいか。でも、それ以外のプロデューサーや脚本家の妻といった重要な役の人が、滑舌が悪かったり台詞が棒読みだったりする気がした。んだけど、それはいつも自分が観ている「ザ大衆演劇」とは違うってことなのかなあ??? 

ビバリのチャーミングさは、傲慢な女優の役でもかわいげを感じさせてよかったし、御年60とは思えないオーラ! スタイルの良さ! ラストの楽屋で一人でいるシーンは胸に迫るものがあった。かしげ(貴城けい)は男役としての凄みと、元々の美貌とで、女優としても難なくやっていけそう。でも、男役のときはセクシーだったハスキーボイスが、ちょっと邪魔しているかなあ? もっと違うやり方でこの二人のこの役を観たかった…。

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Re-Birth(品川プリンスホテル クラブX 9/24 19:00) [観劇メモ(ヅカ以外)]

ワタル(湖月わたる)って、素で「男」なのかと思ってたけど、違うんだ、素で「大将」なんだ。退団後も、本物の男性に混じって男役を演じてきたワタル(幻想的な演出ではあったけど)、違和感がないなんて、すごすぎる。と思ってたけど、露出の多い衣装で男性ダンサーと踊れば、当然体型や筋力は女性なわけで。だけど、立派に「大将」なのよ、この人。男どもを従えてセンターに立って、男どもを引っ張っていくのが、全然違和感ないのよ。

椅子に座ってかっこつけるワタル、その周りを男たちがかっこつけてポージング。まるで大将を守る戦士のよう。そんなキメキメの構図で、なぜか盆が回る! 俺たち、かっこいいだろ〜、ってな感じの大将&従者たち。なんじゃこりゃー、笑っちゃうけどかっこよすぎるー!

普通、ジェンダー的には「大将」は男性が担うことが多いけど、でもたまに「大将」な女性っているよね。イメージ的には『もののけ姫』のタタラの頭領エボシとか。生まれついての「大将」だから、ジェンダー的に近い男役がやりやすかったのかもしれないなあ。

そんな「大将」がピンクのミニスカなんて履いちゃった日にゃあ、「どうしたんですかい、大将! スカートなんか履いて!」「なんだい、あたいがスカート履いちゃあ、いけないってのかい」「いや、そんなことないすけど…ピンクはねぇ…、しかもスパンコールはねぇ…」「うるせぇよ!」「す、すいやせん、大将!」みたいな会話が聞こえてきそう。ちょっと『ごくせん』入ってるな、このイメージ。(と思ってたら、配られたチラシに、真矢みきがヤクザの一人娘を演じる公演(しかも、今回出演のダンサーと同じBugs Under Grooveから出演)があった。みんな考えることは一緒なのね…)

ストリートダンスって、全然見たことなかったし、音楽も普段聴かないようなものばかり。でも、かっこよかった。見終わったあと、なんと、軽く筋肉痛になってたもん。一緒になって踊ってるつもりだったんだ、自分。帰途もついつい、手をカクカク動かしてみたりして。昔、ヅカでもSAMの振り付け場面があったよねえ。でもあれは群舞だった。もっと男役ダンスとして取り入れてみてもいいのでは。だって、彼ら揃ってないし。全然揃ってない。「俺ってカッコイイ!」ってノリだから、揃わなくて当然。男役芸に近いじゃん?

演出と構成も上手いのかも。かっこいいナンバーだけじゃなくて、一緒に踊れる楽しいナンバーもあれば、切なげな歌もあり。衣装もちょっとキラキラしてたりして、ヅカファンにもなじみやすくなってるのかも。

演出・振り付けの佐久間浩之さんというのが、これまたすごいお方で。それなりの御年なんだろうに、全身筋肉。なのに、踊るときに全然「力み」がない。洒脱、余裕、チャーミング。

ワタルはやりたいことがちゃんとあって、それを実現させちゃうのがすごいよね。この会場でいつかダンスライブがしたいと思ったという。それでほんとにやっちゃう、やっちゃえる。アクションを習いたい。ストリートダンスがしたい。それがキャリア的に正解かは何年かたってみないとわからないけど、その熱意がいい。タカラヅカは望まれる虚像があるから、それに沿って、与えられたことをやっていけばいいけど、普通の演劇シーンでは望まれる定型がそもそもないものね。

ただ、ワタルの歌う歌の歌詞は、どうなのか。裸の私が生まれ変わる云々、電話の向こうのあなたの声が云々。やめて〜、赤面! たっくん(大野拓史)が「彼の家を出て行くわ、私」みたいな歌詞を書いたと知ったときと同じぐらい衝撃だった。そもそも、「今日来てくださった皆様を想って作詞しました」ってうれしいことを言ってくれるけど、内容は1:1のリアルなラブソングで。そういうもんなのかなあ。感謝の気持ちとかって、ラブソングという器に入れるしかできないんだろうか。ただ、テーマ曲の「Re-Birth」は曲がすっごくよかった。CD買ってもいいぐらい。ワタルも歌上手くなってたし(注:本人比)。

で、出演していたダンサーたちが出るほかの公演に行ってみるか、とチラシを見てみる。ふむふむ…演出とかもしてるんだ〜、ヅカのパロディもあるんだ〜…。うーん…食指が動かん! なんでだろう。緑豆いわく「なんかギラギラしてる。ダンスはかっこいいけど、きゃー! とか思わない。架空の男役のほうが、きゃー! って言える」あ、そうね、そうね。「男でござい」って感じが、ヅカファン的に抵抗あんのよね。「佐久間先生には、きゃー! って思う。ギラギラしてないもん。」わかるわ〜。(って、あんたも男やんけ…)

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グレート・ギャツビー(日生劇場 9/21 15:30) [観劇メモ]

あらすじはまるで昼ドラ。でも、それだけに堕さないのは何故?

時代の空気だろうか。男同士の対決が剣でも銃でもなくてゴルフ。悲劇のダメ押しは自動車事故。すべて1920年代の最先端のものばかり。

そんなオシャレで自由なはずのアメリカでも、階級制度が根強くて、誰もが今とは違う何かを求めている。お嬢様は低い身分の男と恋をし、お坊ちゃまは自動車工場のおかみさんと浮気をし、浮気されてる夫は「カリフォルニアに行けばなんとかなる」と逃避し、ギャツビーは恋のために成り上がろうとする。つねにつきまとう「ここではないどこか」を希求する切なさ。

主人公ギャツビーがかっこよければかっこいいほど、今、ここ、に満足できずに常にヒロインデイジーとその階級を求め続ける姿が哀しい。同じように、お坊っちゃまの愛人として成り上がったつもりのマートル、だけど都合よく消費されてしまうマートルの捨て鉢な様子が、ギャツビーの鏡像として浮かび上がるのがまたつらい。

原作を読んでいないので、どこまでがフィッツジェラルドの凄さで、どこからが小池の手腕なのかわからないんだけど。。。

主人公ギャツビーがグレートなのは、恋のために成り上がろうとする意志の強さや、裏稼業とつながっている哀愁や、ビジネスを成功させる才覚や、人を煙に巻きつつ愛嬌のあるキャラクターのせいではなく、常に他人に「グレートだ」と語られる点だ。これは上手いな〜と思う。だって、かなり変な人だもん、ギャツビーって。下手したらストーカー? それを「かっこいい」と思わせるのは、仕掛けが必要。

そういう意味ではニックという語り手がいるのは賢い。上流階級の出だけれども、サラリーマン。親戚にちょっとバカにされながらも、上品さを失わない彼が、ギャツビーの理解者であることがまた、ちょっと切ない。

そして極めつけがラストの父親の登場。洒脱なギャツビーの父親とは思えない素朴で田舎っぽいお父さん。「息子は努力家なんですよ」と語ると、舞台には少年時代のギャツビーが登場し、幼いときの日課を読み上げる。朝5時に起床して、農作業に勉強に…週に3ドルの貯金、それに親孝行…。ううっ、ここでうるっと来るのが、ヅカファンのメンタリティでしょう。「一生懸命」これがヅカファンの大好きなもの。あんな気取って、そして苦悩していたギャツビーが、こんなにピュアで健気だったなんて。わかってたけど、わかってたけど、反則だろ〜。

成り上がりの権力者は小池作品二番手の定番だ。だけどギャツビーは主人公で、しかも動機が恋! 世界征服のアクセサリとしての恋じゃないの。そしてちゃんと内面がある。…やっぱり原作付きでないとね、小池はね。

ちょっと「あれ?」と思ったのは、デイジーのキャラクター。もっとわがままでもっと浅はかなほうが、感情移入できたかも。だって、「親に決めた人とドライに結婚できるだけバカになれればよかった」って言うけど、「親の決めた人じゃない人と身分違いの恋に落ちたの」ってうっとりしてる君も、じゅうぶんバカなんじゃん〜? と、思ってしまう。自分の実感として、そういう気持ちってすごくよくわかるので(笑)。もっと徹底してくれてもよかった。そしたらギャツビーは、そんな女のためにそこまでするってことで、もっと「グレート」に見えたかもしれない。

(以下、キャストについてメモ)
瀬奈じゅんのギャツビーは、チャラチャラしてそうでいてじつは誠実というキャラにピッタリ。アサコって男役芸は「おらおら」って感じだけど、素でしゃべるとぼそぼそしてて、最初びっくりしたもん。城咲あいは今わがままな女をやらせたら随一。これ以上わがまま度があがる前に、少しもはやくトップ娘役に! 遼河はるひのニックは、『Le Petit Jardin』以来の良い出来だと思うが、つまりは、こういう役しか似合わないんじゃ…。芝居の下手さは宙組暗黒時代のせいだから仕方ないとはいえ…。自動車工場の夫婦の磯野千尋と憧花ゆりのは、素晴らしかった! 「お前が運転していたんだな」の淡々とした言い方に狂気が! 下品な眉毛と抜群のスタイル、捨て身の演技が哀しいマートル! 彩央寿音や光月るうといったダンサーが活躍してたのもうれしかった。男役芸も出来てきた。華央あみり、綾月せりは芝居が上手いな〜。妃鳳こころが乳母役か〜。羽咲まなはソロがあまり合ってる歌じゃなかったみたい。美翔かずきがマフィアで! なのに顔を汚してタバコ吸ってたり! しかもメガネキャラも! こ、これが「萌え」ってやつなのか。

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荻田浩一退団の意味 [ヅカ的近況]

「鬼才」鴨川清作のように、早死するんじゃないかとは思っていた。でもそれが、タカラヅカからの死=退団になるとは。

これまで、40歳前後という若さで、ファンにこれだけ支持されて、なのに退団してしまった演出家っていたんだろうか。私の数少ない知識では、戦前ならともかく、戦後はいないように思う。それだけ、発表の機会が保障されている、いい職種なんだろうに。

でも、ファンならわかる。『A-“R”ex』で、時間が足りないからといってフィナーレを直前にカットした。『凍てついた明日』のワークショップでは、初演時にあったフィナーレを最初からカットした。そもそも、『ロマンチカ宝塚'04』のロケットは足を出してないし、『TUXEED JAZZ』だってロケットはタップで濁し、『タランテラ!』では大階段のセット状況を見せてしまうという裏技まで登場。そして『ソロモンの指輪』はフィナーレどころかロケットもデュエットダンスもなし。ヅカの伝統と言われる様式、これがあって当然と思われているもの、そういう制約がイヤなんだろうってことは、わかってた。わかってたよ。

だって、私も、オギーが排除したフィナーレやロケットやデュエットダンスは、どうしても必要だとは思わない。「大階段のフィナーレが大好き! あれ見てると恍惚としちゃうの!」というヅカファンもいるけど、私はそうでもない。無しでもかまわない。オギーがやりたくない気持ちもわかる。

オギーがタカラヅカで見ていた夢。それは大階段とかロケットとかの定型的な豪華さではなく、儚いジェンヌという存在。ここではないどこか(時にそれが「死」を意味する)。残酷さ、痛み…、そして、それらの美しさ!

でも、それってさあ、ヅカ以外で実現できるのかな? 正直なところ、今までのヅカ以外のオギー芝居って、重たさと暗さがメインになっちゃって、本来の美しさが発揮できてないと思ってた。(本来って何が本来か、オギーの見解と私の見解は違うんだろうけど。)彼のあの退廃的な美しさは、タカラヅカの豪華な衣装や装置、儚いフェアリーあってこそのものなんじゃないの。特にショーは、タカラヅカ以外ではあれだけのお金はかけられまい。

美しいけど不自由な世界にい続けるか、美しさはないけど自由にやりたいことができる場所へ飛び立つか。なぜその二者択一をしなければならないのか。タカラヅカってなんでもありだと思ってたのに。オギーみたいな作家がいるタカラヅカってすごい、と思ってたのに。

オギーというあれだけの才能のある人材がタカラヅカを去るのなら、私もいつまでヅカファンでいるのだろう。オギーをつなぎとめておけないタカラヅカは大丈夫なのか。そもそも、なんで自分はタカラヅカが好きだったんだろう。…悲観的だけど、どうしてもそう思ってしまう。

もちろん、表現手段の制約以外にも、我々には見えないところでの徒弟制度の問題とかもあるのかもしれないしね、ほんとのところはわからないけどね。

愛しているけれども去る。きっとそうなのだと思う。そう思いたい。演出家がやめるときは、定年であってもどこにも挨拶が載らないし(だから御用記者が記事にした。はじめて、御用記者の存在意義を理解した)、シャイなオギーは自分の思いをきっとどこにも語らないだろうから、その真意はわからない。小さな蜘蛛は怯えて逃げてしまうから、追ってはいけない。

けれども、退団の知らせを聞いてあらためて、彼の思いが『ソロモンの指輪』にこめられていることに気づく。

「夢を指輪にとじこめ、はてしない地平を旅する」

タカラヅカのスターそのものを指輪にたとえ、指輪を劇場にたとえ、指輪をはめているミストレスはヅカファンでもありオギーでもあり。シナちゃん(山科愛)と手に手をとって去っていくラギ(柊巴)はオギーでもあり、小さいのに大きく見せているキリンのシナちゃんが、身体は大きいのに小心者なオギーそのものでもあり、血染めでセリ下がるミズ(水夏希)がスターであると同時に、オギーの去る姿でもあり。そして最後、がしゃーんという音とともに幕が降り、タカラヅカでのオギーの夢の世界が閉じられる。

いつかまた戻ってきてあの扉をあけてほしい。何十年だって待ってる。みんなそう思ってる。だけどきっと、笑顔で「あの世」へと去って行くボニーやクライドを、止めたくても止められない、全然理解できてない、テッドやネルみたいなものなんだろうなあ、我々ヅカファンは。

ニケに手をひかれて、自分の義務から解放され、シンプルな白い服にベージュのコートで「あの世」へと去って行ったアレックス。いつまでも彷徨っていたけれども、やっと過去の思い出から解き放たれて「あの世」へと去って行ったイブ、リュドヴィーク…。あれらの主人公たちが、オギーそのものなのだと、やっとわかったような気がする。

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会に入るメリット [ヅカ的近況]

会(ファンクラブ)に入るメリットって、なんだろー? 理不尽なことも多いのに、どうして多くの人が入ってるんだろー?

チケットを申し込める? 

といっても直前にならないと取りついでもらえたかわからないし、悪い席でも文句言えないし、昔と違って、ぴあとかオークションとか自分で取れるようになったから、あんまりメリットとは言えない。

出待ちができる? 

といっても一般人として出待ちすることは可能だ。それだとお手紙渡したりできないけど、かといって会に入っても、人数の多い会だとお手紙渡しなんて毎日あるわけじゃないし。むしろ、長時間スクワットし続けて体力消耗するし、人間関係にも気遣うし、メリットと同じくらいデメリットもある。

お茶会に参加できる? 

といっても非会員でも参加できるし。申し込み書をゲットする手間と数百円の差額が必要ないだけで、たいしてメリットじゃないよね。

情報が入手できる? 

といってもトップとかだったら別に会に入ってなくても露出が多いから、たいしてメリットじゃないよね。

応援してる気になれる? 

それはそう。でも、遠くから見ていて「私、○○さんを応援してる」って思うだけだって、いいよね。

ひょっとして、最大のメリットって、私が○○さんのファンであるって、その○○さんに認識されること、なんじゃない?

もちろん、集団として認識されてるだけって場合がほとんどだけど。でも、それを喜びと思うかどうか。

別に本人にファンと認識されなくてもかまわない、見てるだけで満足、むしろ認識されたら恥ずかしい。という考え方もあるだろう。認識されることで、浮気できないとかデメリットもある。

で、でも私は認識されたいなあ!(赤面)

だって、かつてムラで花の道でギャラリーとして出待ちしてたとき(ムラの会服を買っていなかった)。<ご贔屓>さんが、会の人に手をふって去っていくのをみて、「さみしーーー! あたしだってファンなのにーー」って思ったもん。<ご贔屓>さんに、ちょっと心配なことがあったとき。会を通じてメッセージが送られてきて、すごいうれしかったもん。

つまりは、自己満足的な「両思い宣言」なんじゃん!? 入会申込書を投函するってことはさ!

ぎぇー、こっぱずかしーーー。

(と、ポストの前でうろうろし続ける私……。)

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スカーレット・ピンパーネル その3 [観劇メモ]

トウコ(安蘭けい)がたった一人で、装置も何もない舞台で歌う場面がすごい。歌という実力あってこそだけど、そのうえに培われたスターオーラが劇場全体に満ちる。2000人がトップスターのオーラに包まれる。共鳴する。響き渡る。こ、これがタカラヅカの喜びだあああ。

あと、トウコの、おどけていながら、時々醒めた顔をするときなどが、芝居が上手いな〜と思わせる。

冒頭、いきなり民衆に星風エレナを発見。コワイ。星組ファンのセンサーがついつい発見してしまうんだよね、彼女。

今回サヨナラのポット(祐穂さとる)は出番多くてよかった。台詞は少ないが。

執事役が天緒圭花かー。おかん(紫蘭ますみ)じゃないのか。おかんは第一声を担当しているし、それなりに重要な役ね、よかった。

緑豆に「もしふみかちゃん(紫峰七海)がやるならどの役がいい?」と聞かれ、「靴屋!」と即答した私…。おいしいじゃん、あれ。美城れんのヒゲはまたも面白い。モミアゲから顎までつながってる、くるくるヒゲ。最近もどっかで見たぞ…、あ、『マリポーサの花』のチャモロか(笑)。あのヒゲを我々はこれから、「チャモロヒゲ」と呼びます!

みきちぐ(美稀千種)の部下に大真みらんと綺華れいのみらゆかコンビを発見! とちょっと懐かしくなった、みらん似の大輝真琴と……あれ? ゆかりちゃんに似てるのは誰だ?

純花まりいちゃんが恋人たちに入ってるのかー。すねたりしててかわいい。

和涼華は全然棒読みが直らない。なんとかしよう。が、あの美貌はたしかに拷問させたくなるわな。

あかし(彩海早矢)の洗濯女の怖さと言ったら!(笑)

そうそう、「新婚さんがんばれよ」みたいな台詞、ちょっとはあってもいいけどやや多い。すみれコード抵触ってことで、もう少し少なめにしていただきたい。

民衆の声はやっぱり(百花沙里)なんだよなー。

花愛瑞穂に長いソロが! 品のない歌手、いい感じ。さらに精進して未来のシビさん(矢代鴻)となってくれ。

コロちゃん(音花ゆり)は二度目のエトワール? 初めてのときより緊張してなくて安心して聞けるが、この回は声がかすれていた。天気が不安定だから喉に気をつけてね。

デュエットダンスが、サックスのソロでセクシーでムーディでとにかく大人な場面だった。トウアスコンビは大人でアダルトを売りにしていて、そのこと自体がうれしい。大人な中に、ちょっとはにかんだ表情を見せるときのあすか(遠野あすか)が、とてもかわいい。フラスキータを思い出す。

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スカーレット・ピンパーネル その2 [観劇メモ]

<貴族の欺瞞?>

イギリス貴族がフランス貴族を助ける。それってどうなの。そりゃ確かに、罪のない人を処刑するのは良くないから制止したいけど、そもそもは、そうさせてる社会全体、民衆の貧困をなんとかするべきなんじゃないの。それとも、貴族を脱出させることで、革命政府のプライドを傷つけようという遠まわしな作戦? いやー、なんかやっぱり貴族の欺瞞なんじゃないの。

という気持ちがどうしてもどこかにあった1幕。

だけど、2幕で、夫の真実を人伝えに聞いた妻が、夫の思いがこもった歌、それも貴族に対してではなく多くの人々に向けた歌を、民衆の前で歌う場面で、救われた。遠まわしだけど、貴族以外のことも考えてるのね。みんなのために、頑張っているのね。ううう。

<楽曲、元バージョン、小池について>

特にその場面は、変装して潜り込んでいる夫がその歌を聴いて、「妻が私の愛に気づいてくれた」とひそかに感動する場面。なかなか泣ける。ここが感情的には一番のクライマックス。しかし、この曲は新曲だという。

じゃ、じゃあ、元バージョンは一体どういう話なのか?? マルグリットはこの場面で、一体どんな歌を歌っているのか? もしこの場面の歌の扱いが小池修一郎の創作なのであれば、やはり私は小池を絶賛せざるを得ない。

楽曲としては、あとはショーブランがバレリーナたちを従えて(ここのバレリーナセリ上がりがゾクゾクする)、過去のマルグリットを思い出す場面の曲がいい。

小池つながりで。洗濯かごに隠れて脱出ってパターン、小池作品に多いけど、この作品のパクリだったのか!? ショーブランの歌う「俺は貧しくて、ここまで這い上がって来た」的な歌、『蒼いくちづけ』にもあったし、小池の典型的2番手悪役はほぼ全員歌ってるのでは? これもパクリなのか〜?

<レオンが漢になった!>

かつての贔屓組の御曹司として、トップになることに異論はない。けど、どーにも、天性のオーラのみで、肝心の男役芸ってのができてないよなあ。あの星組なのに男らしくないってどういうことよ。ダンス上手すぎるせいか、動作がきれいすぎる。

と常々不満に思っていたレオン(柚希礼音)が、やっと、やっと男役らしくなった〜!

そうかー、こういう黒い役をやるといいのね。「汚い顔」をいっぱいしていて、それが誰か俳優さんに似ていて、いっぱい練習したんだろうなあって思う。ダンスも男役らしくなって、見ほれちゃったわ。

これなら『ブエノスアイレスの風』のニコラスやってもいい。私が許可する。(<おい。)

(…ってことは、男役らしさ(と私が思うもの)って、悪役の色気、みたいなものなのかねえ? どうして悪役=色気、なんだろうねえ?)

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スカーレット・ピンパーネル(東京宝塚劇場 9/4 18:30)その1 [観劇メモ]

<奥様方の願望がここに!>

トップコンビが夫婦って、ヅカで初めて観た。しかも、彼らの葛藤にすごくリアリティがある。「私をもう愛してないのね?」「そんなことないよ、何言ってるの、はっはっは」っていう会話、よくありそうだよなぁ。表面は優しいけどじつは冷たい男って、リアリティがあるし、怖くてなかなか本音を言えない女も、リアリティがある。

特に妻マルグリットは、衣装も髪型もオトナっぽくて、トップ娘役がこういう役をやるのはいいな〜って、とても好ましい。おとなしく寄り添っているだけのお姫様が、タカラヅカの娘役像じゃないんだぞ〜。

トップコンビの関係性だけでなく、お話の舞台も、「幸せな何か」が成し遂げられたその後の顛末。『マリポーサの花』もそうだけど、革命のその後の混乱を描いたお話で、結婚のその後という関係性と相似形を描いている。革命という単語だけでうっとりしてしまう私としては、革命政府のショーブランやかつて革命の闘士だったというマルグリットの気持ちがよくわかる。ついつい酔ってしまって、でもその後どーすんの、と。「めでたしめでたし」の後もいろいろあるんだよ、というお話は深そうで惹き付けられる。

だけど、話の展開にはあまりリアリティがないんだよね。夫婦二人にはとてもリアリティがあるのに、いわゆる冒険活劇。ラストに変装を解いて「じつは僕が正義の味方だったのだー」なんて、歌舞伎か、時代劇か、って感じですごーくベタだし、主人公の仲間たちは誰一人死なず、大団円を迎える。でも全然イヤじゃない。むしろ楽しい。感情移入しやすい主人公たちが、かっこよく活躍して最後幸せになるのだから、文句はない。爽快爽快。

だからこれ、世の奥様方の願望そのものなのではないか。この客席に座っている多くの奥様方がマルグリットに感情移入して、ワクワクしているのではないか。休みの日はいつもゴルフだのなんだの言って、一緒にいてくれない夫。詰め寄ってもかわされるだけ。でも本当は、ドーバー海峡を越えて正義の味方をやっていたのね? 罪もない人々が処刑されるのを助けるために、危険をおかして活動していたのね? あなた、疑ってごめんなさい! 

(ってことは…、我が家の夫も「一人で観劇してくるー♪」とか「ムラ行ってくるー(はぁと)」とか言ってるけど、じつはドーバー海峡を越えて正義の味方をやっている、とか…???)

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通なファンと通じゃないファンの戦い [ヅカ的近況]

待ちに待った『蒼いくちづけ』のファーストラン! ごはんをバッチリ準備してテレビの前へ。おお、冒頭の「村人」ってのもふみかちゃん(紫峰七海)だったのか。1幕のヘルシング教授はやっぱり小澤征爾だわ。でも声がいいのよねー。そして二幕のデイヴ! きゃ〜。「俺とつきあえよ」だって! つきあうつきあうー! ねっ?

と緑豆に同意を求めるも、
「そうお?」(白い目)

えーーー、かっこいいじゃん!

「そうかなあ…」

でもお芝居上手いでしょっ。

「よくわかんない」

えーーー、演技力を抜いたらあと何が残るのよぉ(いや、残るけど、美声とか流し目とかいろいろ。。。で、でもメインでしょ、芝居は。。。)

「あと5年ぐらいしたら、かっこよくなるかもね、うん」

何それ! 今もかっこいいよ! (泣きそう)

だいたいさー、あんたは研ルイスとか八雲美佳の良さがわかんないでしょ。

「うん、わかんない」(真顔)

ツレちゃんとかワタルとか、大味な人の良さしかわかんないじゃん。

「あ、そういえばそうだね」(笑顔)

贔屓のいる雪組の下級生だって私のほうがよっぽどたくさん覚えてるじゃん。

「だって、なかなか覚えられないよー」

そういう、違いのわからない男に、とやかく言われたくないわ!

「ふーん…恋だねぇ…恋してるんだねぇ…」(ニヤニヤ)

うきーっ!

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