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令嬢と召使(赤坂レッドシアター 3/21 17:00) [観劇メモ(ヅカ以外)]

ストリンドベリ作。

恋を成就させるまでの、男と女の権力闘争。成就させたあとの権力闘争。非常に好きです、この手の話。高慢な令嬢と、かしこまった召使とが、次々と勝者の立場を奪い合い、最終的には……

令嬢が明かす両親の確執が身に迫る。婦人解放を訴えていたのに、家庭で男に従属させられた母親の権力闘争。に巻き込まれた娘。自分の性を嫌い、男を従属させようとし、しかし経済力は一切無い。高慢でいられるのはただ父親の爵位あってのこと。

上演台本(笹部博司)の冒頭に、「作家自身が体験した感情だけで」できている、その感情を役者は自分の内面から吐き出さなくてはならない、といったことが書いてある。観るほうもそれと同じ体験をするのが「観劇」なわけでで。自分の中に、「だめんずうぉーかー」だったり、母親との関係性だったり、本来恥ずべきはずの引き出しがあることが、今回は誇らしかったりして。

たった二人で約二時間、膨大なセリフを物にしたのは、純名りさ。生で見るの初めてだ。さすがに上手い。子供のようにわがままで、かわいくて、でも令嬢と言ってもやや田舎貴族的でもあるのが権力闘争にピッタリ。横から見ると鼻がいかついのね。召使の貴水博之はミュージシャンらしいが、声もいいし、全然俳優さんじゃん。日焼けっぷりが、大阪府知事みたいで召使っぽくないけど(笑)。

テーマ音楽にThe End of the Worldが使われていたのが象徴的。装置が子供部屋みたいなのがちょっとわからない。お遊びだよって意味かな?

::::::::本家はコチラです→a posteriori takarazuka:::::::
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