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ラ・カージュ・オ・フォール(日生劇場 12/27 17:30) [観劇メモ(ヅカ以外)]

オカマはオカマでいいのよ! それが私なんだから!

『I am What I am』って、そういう歌だったのか。

マジーが思い出の役としていつもあげていたSMの女王ハンナ。リサイタルで歌ってくれた『I am What I am』。やっと再演されるということで、ただなんとなくマジー目当てで観に行ったけど、マジーが歌っていたその意味が、どんなに大きいことだったのか、やっとわかった、圧倒された。

ありのままでいいじゃん。マジーは一生踊り子。男が踊るってことで、昔はいろいろ言われたかもしれない。でも誇りを持って踊り子やってる。ザザは息子に迷惑がられる。でもオカマで何が悪いのよ。だって私は私なんだもん。

それを体現してるのが、オカマダンサーズたち。「オカマの美脚をなめるな」と緑豆からも友達からもさんざん言われてたんだけど、ほんとに美しいのねえ。男性ならではの身体能力もすごいし、女装してるっていうおかしみもすごいし、ショーシーンが楽しいこと楽しいこと。この人たちが主役とも言えるよねえ。

(オカマショーって今の日本でもあるけれども、元々そういう文化があって、それを輸入したんだね。知らなかった。一方でそれがトロカデロみたいなバレエ団になり、一方が新宿二丁目に根付く。面白いやね。)

オカマダンサーズがすごいから、ほかの登場人物の出番は少なめなんだけど、それぞれ濃いメンバーでお腹いっぱいでした。市村正親は濃い役はお手のもの。鹿賀丈史はやや台詞を流しがち? でも美声。森久美子は出て来るだけで笑いをとれるし、タータン(香寿たつき)はしっかりもののマダム、そして我が家のアイドル山崎育三郎。『ハレルヤ!』のトップ娘役でおじさんおばさんをデレデレにした育ちゃんが、またもや我々をデレデレに。役柄的にも同じような、育ての親(or兄)を一度裏切り、最後戻って来る、とゆう。。。母性本能くすぐりまくりの。。。そろそろ違う役柄も観てみたいですがね。島谷ひとみは……、うーん…、『ウェディングシンガー』の上原多香子も技術はアチャーだったけど、美貌があったからなあ…。

『I am What I am』以外にも、『マスカラ』『砂に刻む歌』『見てごらん』名曲がいっぱいだった。こっちを観た後なら、『Showtune』をもうちょっと楽しめたかもしれないなあ。

「ありのままのように見えて、全部イリュージョン」だけど「ダイヤモンドより輝くでしょ、ガラス玉」、それが芸術、真実。芸術とは「ふたつめのほんと」だって、ピカソが言ったんだっけ。オカマなんて、まがいもの。だけど、それがありのままの私。夢の世界を追い続け、浪費し、何も残らないタカラヅカ。だけど、それがありのままの私だし、それが芸術であり、真実なんだよ。

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